子育て情報の選び方と信ぴょう性の比較![day17]

この記事は約7分で読めます。

 子育ての悩みや疑問があるけれどどう調べて誰に相談したらいいか分からない・・・

 デマをつかまされたりしないか心配・・・

 相談相手や情報源にメリットやデメリットはあるの

 こんな疑問や悩みを抱えている方も多いですよね。

 最近はネットの普及によって、様々な情報源にアクセスすることが可能になり、これまでは不可能だったオンラインでの相談もできるようになってきています。

 だからこそ、情報の安全性や正確さはこれまで以上に大切なことになっています。

今日のポイント

 この記事を読むことで以下のことについて理解が深まります。

  • 子育ての多数ある「情報源」と「相談相手」
  • 情報源の特徴を捉えて、その時の悩みや疑問を効率的に解決する

 では、さっそくいってみましょー!

子育て情報の安全な選び方

 はい、みなさんこんにちは!保育士りゅう先生です。

 今回は、子育て情報の安全な選び方と、様々な子育て情報の発信者や、その人の持つ情報の性質について比較していきます。

 これから子育ての中で迷ったり悩んだり、疑問が出てきた時に誰に聞くのが適しているのかを判断しやすくなるヒントになると思うので最後までお付き合いください。

 子育てをしていると、子ども達の成長や発達のことで不安になったり、生活の中で疑問点が出てきたり、何か失敗してしまったりして悩んだりすることがあると思います。

 さて、みなさんはそんな時にどうやって情報を収集して、誰に相談していますか?

子育ての情報源(一例)

  • 育児雑誌(たまごクラブ、kodomoeなど)
  • 育児書(『子育てで困ったらこれやってみ!』著・てぃ先生、など)
  • 各種SNS(このブログなど)
  • 相談出来る保育の専門家
  • かかりつけの医師
  • 専門機関の発表(厚生労働省のHPなど)

など。

子育ての相談相手

  • 友人
  • 家族
  • ママ友パパ友
  • SNSのインフルエンサー
  • 保育の専門家
  • 医師
  • その他の専門家(助産師、臨床心理士、療育の専門家など)

など。

 恐らく、ほとんどの方がここにあげた例のような情報源から子育ての情報を得て、何か悩みや聞いて欲しいことがあれば、この例にあるような相談相手と話をしていることと思います。

 そして、その中でも無意識の内に、相談相手の優先順位を決めていたりするもので。

 「この人に相談するのはちょっと腰が重い気がする」と感じる人や、何かあった時に気兼ねなく話せる人もますよね。

 情報源も、自分の中で信頼度のようなものがあって。それは意識的にでも、無意識にでもかんじるものなのではないでしょうか。

 そうした「信頼度」や「気軽さ」だったり「情報の信ぴょう性」、「情報の新しさ」などの細かい項目で、『情報源』と『相談相手』の比較をしていきたいと思っています。

感染対策にもなる。おもちゃのサブスク

おもちゃのサブスク。
定期的に新しい玩具に触れる経験は、レンタルサービスならではのメリットです。
回収された玩具は、消毒を徹底し清潔な状態で次のお宅の、お子さまと出会いにいきます。コロナ禍での学びは感染対策を一つ進歩させました。

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自分の癖も理解しながら情報の取捨選択を目指す!

 情報の収集方法であったり、受け取る情報や、聞き流す情報には、それぞれの人の癖があるものです。

 そして人間は誰しもが、無意識のうちに自分の欲しい情報を選んでしまうように脳が働いています。

 それは、その情報が真実か嘘、または間違ったものなのかを度外視してしまうことがあるので注意して欲しいんです。

 しかし、注意して情報を取捨選択するにも、じゃあどんな情報が正確なもので、どんな時に誰に相談すると良いか判断するにも、何か指標にできるような情報が欲しいですよね。

 なので、今回は子育て情報の収集の際のヒントとして、それぞれの特徴だったり、メリットやデメリットを解説していきます。

 なるべくニュートラルな視点で紹介しますが、僕個人の独断と偏見を多分に含むことはご容赦下さい。

情報源の比較

 まず、情報源の比較をしていきます。情報源のポイントとなるのは次の5つの指標と、個々の特徴です。

〇情報源のポイントと採点の基準

〇採点の基準

すごく良い    =◎
良い       =〇
どちらともいえない=△
良くない     =×

〇採点のポイント

  • 情報の正確さ
  • 情報の新しさ
  • 情報の得やすさ
  • 個人差への配慮
  • 情報の気持ちよさ
    +それぞれの特徴

1.育児雑誌

正確さ〇
新しさ△
得やすさ〇
個人差への配慮△
気持ちよさ〇

特徴:
 年齢別の発達などについて書いてあり、比較的古くない、確かな情報が載っていることはメリット。安心感がある
 一方で広い対象に当てはまる情報を選びやすいので、個人差を深く意識した情報としては物足りなさを感じるところ。

2.育児書

正確さ△~〇
新しさ〇
得やすさ△
個人差への配慮△
気持ちよさ◎

特徴:
 自分が欲しい情報にダイレクトにアクセスできるので、得られる情報は心地よく気持ちいいものが多い。比較的新しいメゾットや理論も扱われやすい。
 目新しさを重視することで、正確さは重要視されていないこともある。また個人差については配慮されないことが多い。

3.各種SNS

正確さ‪✕‬‪‪~〇
新しさ△~◎
得やすさ◎
個人差への配慮‪✕‬‪‪~△
気持ちよさ〇

特徴:
 最新の研究や論文からの話も聞ける場所があれば、全く根拠の無い情報まで溢れている。
 ごく一部の当たりに出会えたら情報強者になれるかも?

4.相談出来る保育の専門家

正確さ〇
新しさ△
得やすさ△
個人差への配慮◎
気持ちよさ△

特徴:
 子どもの様子も見てもらえて、家庭の状況も伝えられるのであれば配慮してもらえるので、個人差への配慮は最も信頼出来る。
 情報の新しさより正確さ重視なことが多い。

5.かかりつけ医

正確さ〇
新しさ△~〇
得やすさ‪✕‬‪‪
個人差への配慮〇
気持ちよさ〇

特徴:
 子どもの心身について、成長の流れなども含めてよく知っているので、個人差への配慮や正確さは随一。
 診察を受けるハードルや金銭面のハードルがあり、情報の得やすさは良くない。

6.専門機関の発表

正確さ◎
新しさ〇
得やすさ〇
個人差への配慮△
気持ちよさ△

特徴:
 厚生労働省の発表は医師や保育士など、専門家も随時確認する確かな情報だけが載っている。コロナの様な有事の際には新しく、かつ正確性の高い情報が出ていた。
 政府の広報を見るだけなのでアクセスもしやすいが、一般的な文章でなかったり、一般向けの発表でも難しい説明が多い印象なので、読むことへの敷居が高い。

それぞれの特徴を踏まえての上手な活用方法

 情報源の特徴を抑えると、上手に情報を取捨選択していくヒントが見えてきます。

 例えば、子どもの一般的な発達や傷病について調べるのなら専門家やかかりつけ医、専門機関の公表が最も正確です。

 子どもの発達のヒントを調べるのなら、知識としては育児書や育児雑誌、ブログも活用できますね。

 自分の子どもや家庭の様子も含めた情報が欲しいのであれば、保育施設に通っているのであれば保育士の先生に聞いたり、定期的に相談ができるような児童館の職員さんも良い情報源となります。

 また、共感をして欲しいということであれば、SNSの活用も十分にメリットがあるかと思います。

 これらはあくまで1例ですが、自分が今どんな情報を得たいのかを整理してみると、正確な情報や、新しい情報に出会える可能性がぐっと高まります。

 どの情報源にも言えるのは、盲信だけはしないということです。

 医師だって勉強を怠れば新しい知識が更新されていないかもしれませんし、保育士だからといって全ての先生が個性に配慮するとは限りません。

 もし「これ本当かな?」と思う情報があったら、今回の比較表でより正確な情報を持っていそうな人に改めて確認してみるのも良い手だと思います。

 そして、最後は必ず自分で得た情報を吟味することは忘れないでください。

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