マスクよりも手洗いうがい!年齢別にみる子ども達のマスクの必要性【最新情報まとめ】

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 新型コロナウイルスの不安はまだ当分続いてしまいそうですね。まだまだ、残暑も厳しい中で子ども達の感染を防ぐ為に、マスクの着用が真っ先に浮かびますよね。ですが、最新の専門家の発表では5歳未満は着用する必要なし、6~11歳は必要に応じてマスクを、12歳以降は大人と同じ扱いという見解でした。

 そうした研究結果もあり、感染予防に効果があるのはマスクよりも圧倒的に手洗いうがいの励行というのが、最新の見解のようです。今回は、そんな感染予防・感染拡大を防ぐ為のマスクについて、最新の情報を元に、子どもの年齢別に解説していこうと思います!

 

※この記事は新型コロナウイルス感染症に関する内容を含んでいます。各自で公的機関の発表している情報も合わせて確認するようにしてください。

新型コロナウイルス感染症に備えて ~一人ひとりができる対策を知っておこう~ | 首相官邸ホームページ
新型コロナウイルスに関連した感染症対策。過剰に心配することなく、マスクの着用や手洗いの徹底などの通常の感染症対策に努めていただくようお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症について

自治体・事業所等の取組
新型コロナウイルス感染症に関する自治体・事業所等の取組を掲載しています。

そもそもマスクを着用する理由

 まずは、感染症の予防や感染拡大防止の為にマスクを着用する理由を、さらっとおさらいしていきましょう。簡単にまとめてしまうので、詳細については下記リンクで確認をするのをお忘れなく。内科医の先生がマスクについて、少し専門的な分析をしている記事になります。

 活字が苦手な方は少ししんどいかもしれませんが、そこは僕が簡単にまとめますので、それを参考にしてご自身でも厚生労働省などの発表を確認してください。読むとすごく参考になるし、何よりもマスクだけでなく効果的(であると考えられる)マスク以外の予防策についても書いてくれています。

マスクの予防効果について|内科・腎臓内科・健康診断・大手町 | リーレクリニック大手町
大手町駅直結のリーレクリニックによるマスクの予防効果についてついてのコラムです

感染予防としての意味はない

 こんなこと言うとビックリしてしまう人もいるかもしれませんが、”感染を防ぐこと”に関してマスクは意味がありません。良いですか?感染を防ぐことに関しては、です。

 リンク先でも説明されているのですが・・・マスクの網目は人間の目にはよく分かりませんが、ウイルスなどの極々小さいものを防ぐには粗すぎます。それはインフルエンザもですし、新型コロナウイルスについても同じで、マスクの網目をすり抜ける程に小さいものなんです。

 でも、そうなると医師なども感染してしまって大変じゃないか!と考えた方もいるかもしれませんね。それについては理由が大きく2つあります。

そもそも空気感染を防ぐ目的ではない

 必ずしもこの目的という事はできないのですが、医師が医療現場でマスクをつける理由は空気感染を防ぐためではなく、飛沫感染を防ぐ目的が大きいとされています。

 どういうことかと言うと、空気感染はさっき言ったようにウイルスが網目を通過してしまって意味がありません。この場合にはマスクを着用することによって、飛沫(ウイルスを含むくしゃみ、体液など)にさらされることを防いでいるのです。

適切な装備と適切な着脱をすることで意味がある

 飛沫感染防止に目的を絞った場合、一般人にも恩恵がありそうですよね。それについては、専門家や研究結果でも意見が分かれている様で「マスクの端から空気が漏れない様に装着すれば意味がないわけではない」という主張と、「全く無意味」という主張があるみたいです。

 ちなみに前者の「空気が漏れない様に装着すれば意味がないわけではない」という主張でも、完全に飛沫感染を防止することはできない、と考えられているようです。そこで、医師との相違点が出てくるわけです。

 医師が本当に飛沫感染から身を守る時には、マスクだけでなく、専用のゴーグル、ガウン(はっぴみたいなやつ)、手袋が必要になります。しかし、これだけではまだ不十分で、これらの装備を適切な手順で装着して、処置が済んだ後も適切な順序で装備を外す必要があるのです。

 専門家がここまでして、ようやく飛沫感染を効果的に防ぐことができるようになります。そう考えると、やはり市販のマスクで一般人が気を付けて装着しても飛沫感染を防ぐ効果は期待できなさそうです。ただし、マスクの役割は網目のブロックだけではないので、付けることで少しは効果があるのではないか?と考えることもできるようです。

マスクは人に感染させないためにつけるもの

 では、なぜ社会的にもマスク着用が推奨されている、もはや新常識のように扱われるのかと言うと、人に感染させる危険を少しでも少なくする為です。

 そうです、感染予防ではなく感染拡大防止の効果を期待しているのです。

 特に今回の新型コロナウイルスは、無症状や軽症の患者も多いことがよく取り上げられていますよね。インフルエンザの様に症状が比較的重く、意識しやすければ、自分がかかってしまった時に十分に配慮すると思います。ですが、症状もなく自分がいつの間にか、新型コロナウイルスに感染していたとして、人に移さない様に行動することは難しいですよね。そこで、普段からみんながマスクを着けることで、もしも知らない間に感染して、無意識でウイルスを広めない様に気を付けようね。と新常識になったのですね。

マスクは感染予防の効果はなく、感染拡大を皆で防ぐ新常識

 簡単にまとめたつもりだったのですが、長くなってしまったので、一旦マスクの意味についてまとめます。まだまだ解明されていないことも多く、あくまでも現状の分析になりますが

 マスクは感染予防ではなく、感染拡大を防ぐ意味がある!

 このことを、しっかりと理解して、マスクの着用をはじめ日頃から感染予防に努めていきましょう。そして、もしも自分が感染してしまった時に、無自覚にウイルスを広めてしまう危険性を少しでもなくす為に、みんなが普段からマスクを着用して咳エチケットをして、症状がなくても人に移さない意識で行動しましょう。

5歳まではマスク不要!マスクによる危険もある

 ここからは、年齢別の子どものマスクの着用について解説をしていきます。

 理由は後で詳しく書きますが、WHO(世界保健機関)も公式に「5歳未満はマスクをつけない」ことを推奨しています。

Q&A: Children and masks related to COVID-19
こどものマスク着用について | 公益社団法人 日本WHO協会

 5歳未満の子どもに関しては、マスクを効果的に装着し続けることができないこと、発症率や重症化のリスクが低いこと、マスクを着用することによるリスクの方が危険であることから、着用は不要としています。

マスクを効果的に装着し続けることができない

 幼児さんに関しては保育者ほど、「しっかりと意味を伝えていけば、日中マスクを着用し続けることはできる!」と熱く語ってくれそうな先生が居そうです。でも、それは少し話のベクトル、方向性が違います。

 僕も保育士ですから、毎日話をして、マスクをする必要性を伝えていくことで、保育中にマスクを取らないようにすることはできると思います。

 ですが、ここで重要なのは感染予防・拡大防止の効果があるように着用し続けることは難しいと言っています。ただマスクが口元にあっても取らないでいることと、マスクの端から空気が漏れない様に注意を払い続け、マスクを触ったら手洗いや手指消毒を徹底することは全く意味合いが違います。

 正直な話、ここまで徹底するのは大人でも難しいことだと思います。

発症率や重症化のリスクが低い

 あくまでも、これに関しては現在(WHOが公表した時点)においての、新型コロナウイルスの症例を分析した結果です。世界的に見ても子どもの発症例は大人よりもずいぶん少なく、重症化してしまったケースも少ない傾向にある。というデータ上の事実です。

 なので、これから先に変異をしたり、何か要因があって子どもの発症例が急激に増えないとは誰にも言えませんし、重症化のリスクも0ではないことは確かです。

マスクを着用することによるリスクの方が危険

 子ども達の呼吸器というのはまだまだ未熟で、成長の過程にあります。喘息など、子どもに多い呼吸器系の症状もありますし、マスクをすることで呼吸を邪魔してしまうリスクが高いとされています。

 また、マスクは熱がこもりやすいので、体温調整が未熟な子ども達は大人よりも危険が多いのです。マスクをすることで仮に数%感染リスクが下がるとして、呼吸状態が悪くなったり、こもってしまった熱によって何か症状が出ることのリスクの方が圧倒的に大きいということです。

 RyU先生個人的には感染・重症化リスクに関しては、あくまでも現状の特徴としてしか見ていません。その上で、こうして書いているのは、マスク着用によって起こりうる様々なリスクの方が怖いと思うからです。

6~11歳は必要に応じてマスクをする

 小学生6~11歳に関しては、必要に応じてマスクを着用すると良いとされています。必要に応じとは、地域・学校などで感染拡大が起きている場合や、重症化リスクの高い高齢者と住んでいる、また会いに行く時など限定的な使用をすすめています。

 5歳未満ほどの確かな根拠(エビデンス)を示す研究結果は多くないようですが、基本的には同じ理由になります。マスクそのものの感染予防効果の薄さ、小児の発症率・重症化リスクの低さなどからこうした見解になっているのかなと、RyU先生は判断しています。

学校での感染リスクについて私見

  このセンテンスは完全にRyU先生の個人的な意見であり、専門家の研究結果や、WHOや厚生労働省など公的機関の発表とは関係がありません。

 学校での感染は確かに怖いですよね。今は家庭内感染もあるので、誰かの家族が感染してしまって、家庭内感染が起き、学校に登校することによってウイルスが広まる可能性は無いと断言できません。ですが、家庭内感染そのものが比較的多くないことや、ソーシャル・ディスタンスや食事中の私語をしないことが子ども達にしっかり浸透していることを見ると、そこまで怖がるものではないのではないかと感じています。改めて言いますが、あくまでも僕個人の見解です

 それよりも僕が怖いなと感じているのは。過度な感染への恐怖から、子ども達が友だちとのコミュニケーションを避けてしまったり、学校そのものに通わなくなってしまったりすることの方が危惧するべきだと考えています。

 現に学校が再開してから、子どものうつ症状や、学業の遅れ、コミュニケーション能力の低下などが問題視され始めています。これらは家族の考え方や、子ども達がどれだけコロナについての情報を得ていたのか、フェイスシールドやディスタンスを取る手作り用具によって過剰に不安をあおってしまったことなど、様々な要因が絡み合った結果だと思います。

 こうした歪みが出てしまうと、心のケアや学業の補充、コミュニケーションの機会を設けるなど、長い時間をかけて取り戻す必要があります。一斉休校が始まると聞いて、個人的に心配だったことがデータに現れ始めてしまったことはすごく残念です。

 こうした、リスクが過剰な感染予防にはあるということを知って、その上で、その後のことは各家庭の考え方や、学校の取り組み、子ども自身の気持ちによって行動するのが良いのだろうと思っています。

12歳以上は大人と同くマスクの着用を

 12歳以上の子どもに関しては大人と同じく、マスクの着用による感染拡大防止が推奨されています。とはいえ、今のところ日本においては、中高生の感染率や重症化のケースは低くなっているのも事実です。

 これらが身体の成長によるものなのか、5歳未満で言われていた、効果的な感染拡大予防ができることに起因するのか分かりません。ですが、それこそ彼ら彼女らが多くの経験、成功体験も挫折体験も含めて、人生の糧となりうる時間を奪う様な過度な対策がなされないことを願います。

掛け替えのない時間を大切にして欲しい

 ちなみに、RyU先生は学校至上主義ではありません。僕自身、高校2年生から学校に行くことができなくなり、高卒認定(旧大検)を合格して大学に進学しています。変な話ですが、あの時の挫折や本当に苦しかった期間がなければ保育士になっていませんし、こうしてみなさんに情報を発信することはなかったと思います。

 なので、学校だけでなく、人間関係やアルバイト、部活やサークル、友人との時間や恋人との時間、家族の時間も。子どもだから(成人していないから)大人の言う様にではなく、小さな子ども達にも言えることですが一人の人間として自分でも考えて、納得したことができるようにして欲しいなと思っています。

 かけがえのない時間を本当に大切にして欲しいです。

結局のところ【手洗いうがい】が最強!

 今回はマスク着用が、感染予防や感染拡大に効果があるのかという基本的なことのおさらい。そして、年齢別にみた現在推奨されている、マスクの着用に関する情報を解説しました。だいぶ長くなってしまいましたので、最後に年齢別のまとめだけしておきましょう。

・5歳未満は身体の成長や機能によるリスク、マスクの着用が難しいことも含め、マスクはしない方が良い

・6~11歳は地域の感染状況や、基礎疾患・高齢など発症リスクのある人と会う時にはマスクをする

・12歳以上の子ども達は、大人と同じようにマスク着用をして感染拡大を防ぐ

 これらを意識して、また最新の情報もしっかりとキャッチしながら、まだ続きそうなWithコロナの生活を乗り切りましょう。しっかり対策をして、過度な不安で体調や心を崩さない様に気を付けましょう!

 結局のところ、基本的な感染症対策は効果的で、マスク着用うんぬんよりも【手洗いうがい】でウイルスを体内に入れないことが最強!なのかもしれませんね。

RyU先生
RyU先生

では、またね~

ロールレッサ
ロールレッサ

ボクみたいにいっぱい手を洗うんだよー💛

(※アライグマです)

 

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