こんなはずじゃなかった!子育てギャップ【リアリティショック】の予防法と対処法

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 元々想定していたことや、育児雑誌やプレママ対象の教室などで学んだ知識、知人や両親に聞いた子育ての印象。でも・・・・・・


そんな事前知識や想像と、実際の子育てとのギャップで本当に辛い!

 そう感じている方いませんか?

 そうした、「ある想定や事前に習得した知識や技能と、実際の状況とのギャップによって、心理的な負担がかかる」ことを【リアリティショック】と呼びます。

 子育て中のママパパも、赤ちゃんを迎える準備をしているプレママパパも、将来的に子どもが欲しいと思っている方も是非最後まで読んでみてくださいね!

 リアリティショックは、本来は専門職の一部で問題視され心理学者などが県研究をしているものなのですが、子育てにおいてもリアリティショックが起きているのでは考えています。

 今回は、そんな子育てのイメージと実際とのギャップに心がしんどくなってしまう【子育てリアリティショック】の予防法と対処法を解説していきます!

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 はい、みんさんこんにちは!


 子育てに関わる全ての人が「子育てがもっと楽しく、ちょっと肩の力を抜いて子どもと関われる」ようにサポートしている、男性保育士のRyU先生です。

 育児の理想と現実のギャップつらいですよね。もともと子ども好きだった人でも、自分の子ども達との生活の中で感じるギャップや悩みで育児ストレスを感じてしまったりしています。


結論

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 子育ての理想と現実のギャップによって起こる「子育てリアリティショック」は、育児ストレスを引き起こすだけでなく、育児に関わる人の育児に対しての「自信喪失」や「興味関心の低下」を引き起こすリスクも孕んだものです。

  そうならない為には以下のことが必要となります。

1.正しい知識を身に着ける
2.できない自分を許す・認める
3.悩みは抱えずに誰かに相談する

 どれも子育てリアリティショックを避ける為の「予防法」であって、 今まさに子育てリアリティショックによって、育児にストレスや苦痛を感じている人の心を和らげる「対処法」でもあります。

 では、それぞれについてもう少し詳しく解説を加えていきます。

1.正しい知識を身に着ける

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 まずは、予防効果が大きいのですが、子育てや育児に関する正しい知識を身に着けるということが大切になります。

〇妊娠・出産に関する情報の入手経路と信頼度から見えること

 あるプレママ(出産を控えた女性)を対象とした調査の中で、妊娠・出産に関する情報や知識をどこから得て、どの程度信頼しているのかなど、 「出産準備期における情報の入手経路と信頼度」を調べました。

 結果・考察は以下の様にまとめることができます。

・プレママの半数はそもそも積極的な情報収集をしていない
・病院や助産院など公的機関のパンフレットが最も信頼できると感じている
・家族や知人、雑誌から情報を得ている人の割合も高い

 ここから考えられるのは、
 今は様々な媒体で情報を収集できる時代にも関わらず、妊娠・出産という育児に関する知識や情報は信頼できる人の情報を信じる傾向にあるということと、公的なサービスではなく、パンフレットという文章による情報を選んでいるという点で、

 子育てに関しては「相談すること」そのものにハードルを感じている人がまだまだ多いということを示しているのではないかと思います。

子育てに関する情報は話し手によって印象操作がされやすい

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 実は子育てに関する情報は、話し手によってポジティブに感じるように印象操作がされているケースが多かったりします。


 やっぱり、公的に開示する情報であったり、何か相談された身としては子育てに期待感を持って欲しいと思っていますし、 ネガティブな内容についてもできるだけ不安に感じないように伝えたい。と思うものです。

 少しうがった物の見方になってしまいますが、こうした善意によって「子育て情報」には、話し手の願いという「意図」でフィルターがかけられていることが多いのです。 それ故に、実際に子育ての悩みや課題にぶつかった時に、ギャップを強く感じてしまうことがあるのかもしれません。

 例えば、以下のようなケースです。

 育児書やプレママ教室、医師や助産師からの情報は、信頼できる確かな情報ではあるのですが、子育てに関する知識や前情報に関してはポジティブな内容の比率が多い傾向があります。  保育士が保護者の相談に乗る際にも、ネガティブな内容よりも、ポジティブな内容を選択して伝えることが多いのもまた事実です。

 また、知人や親に相談をした際にも「イヤイヤ期はしんどいけど、過ぎてみるとあの期間も愛おしく感じる」、「あんたの離乳食は大変だったけど、だからこそ食べられた時には感動したもんだよ」と、なるべくポジティブに伝わる様に配慮しているものだと思います。

正しく知って、正しく備える

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 じゃあ、ネガティブな内容を積極的に選んでいけば良いのかというと、勿論そうではありません。やはり、ストレスは少ないにこしたことがありません。

 大切なのは、これまで通りに正しい知識を身に付けながら、ネガティブな内容であっても正しく恐れる、正しく備えるということです。

 人が強くストレスを感じるのは、初めての経験や、ギャップ(専門用語で乖離と言ったりもしますが)を強く感じた時になります。

 つまり、何も知らないことも強いストレスを生み出してしまうリスクがあります。

 なので、正しい知識はしっかりと見に付けながら、誰かに相談したり、自分で情報を調べてみたりする時には、美談や理想だけでなく、実際の苦労であったり、経験者がどのように辛かったのか?そんな時にはどうやって対処したのか?

 一歩踏み込んで調べてみると、漠然とした不安にモヤモヤすることが少なくなり、実際に困難に立ち向かう時にも少し冷静に対処することが出来るようになります。

2.できない自分を許す・認める

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 子育ては大変なことです。完璧に出来る人なんて一人も居ませんし、何をもって「完璧な子育て」、「完璧な親」というのかは保育士である僕にも分かりません。

 そのことが分かっていると、「分からない自分」も「できない自分」も受け止めながら、子育てと向き合うことができる様になります。 

 「子育ては一日にしてならず」とも言うように、子どもが生まれたら母親、父親に生まれ変わって、そつなく育児を熟せるようになるわけではありません。子育てを続けていく中で、段々とママもパパも親として成熟していくものです。

 なのに何故でしょうか?

 子どもが生まれたら母親として、父親として完璧でなければならないと思ってしまう人が少なくありません。

 こう思ってしまうのは、きっと「子どもを守らなくてはいけない」という責任感からだと思います。 ですから、この考え自体が悪いということは決してないのですが、やはり傍から冷静に見ていると肩に力が入り過ぎていると感じてしまいます。

分からない事・できない事がいっぱいは普通のこと

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 初めての出産、初めての育児で分からない事やできない事がいっぱいなのは普通のことです。

 きっと、今では自信を持って育児をしているように映っている先輩ママパパも、初めは四苦八苦しては悩んでいたはずです。

 分からない事があれば調べれば良いんです。

 それでも分からなければ、誰かに聞けば良い。

 できないことは、できるまで工夫をすれば良いし、誰かにコツを聞いたり、何かサービスを受けることで解決することもあるでしょう。

 分からない自分・できない自分を許すことが出来ると、育児のストレスは途端に軽くなります。

 分からない自分・できない自分を認めることが出来ると、途端に必死で狭まっていた視野が、ぱっと開けて、自分に必要なものが見えてくるものです。

子育ては「日進月歩」ではなく「ベイビーステップ」で進むもの

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 きっと、出産を控えている方や、これから妊活を考えている方も「わからない事」がいっぱいだと思います。調べてみようにも「何が分からないか?すら分からない」ということばかりでしょう。

 子育てをしている方もまた、少しずつ色んな経験をして分からないことが減っても、また次から次と分からないことが出てきたり、知識や心構えがあってもどうしても「できない事」が出てくると思います。

 それは決して、あなたが母親(父親)として能力が低いとか、親としての自覚が足りないことが理由ではありません。

 子育ては、3歩進んで2歩下がるような決まった形で進んでいくものではありません。試行錯誤しながら、進んでは戻って、時に立ち止まって、後退する期間が続く時もありながら、また進める時に進む・・・・・・そうしてよちよち歩きで進展していくものです。

 だから、分からない事がたくさんあって、やってみたけどできない事ばかりだとしても、親として失格などということは決してないんです。

3.悩みは抱えずに誰かに相談する

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 「正しい知識を身に着ける」ことや「分からない・できない自分を認める」ということは、どちらかと言うと予防の意味合いが大きい物でした。

 最後に、子育てリアリティショックで「育児が辛い」、「子どもが嫌いになってしまいそう」と悩んでいる方に向けた、最も効果的で、実は最も手軽な対処法を紹介します。

 それは、誰かに相談する。ということです。
 

分からないことはいくら悩んでも分からない

 人間の脳はすごく勤勉ですが、融通が利きにくいところがあるもので、悩み始めると答えが見つかるまで悩んでしまう様にできています。

 けれど、そもそも悩むくらいなので答えは知りませんよね。それでも脳は、無い答えを探して、どこまでも何時までも悩み続けてしまうのだそうです。

 当然そうなれば、悩み疲れてしまいますし、答えを見つけられないことでまた自分を傷つけてしまうかもしれません。

 また、そんな状態がずっと続いて「育児」や「家事」、睡眠や食事、仕事と言った「日常生活」にも支障をきたすようになれば、いよいよ医学的なアプローチが必要になってしまいます。

 そうなる前に是非、悩みは自分の中だけで抱え込まずに誰かに相談をしてください。

子育て相談を躊躇わせるものとは?

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 相談をすることを躊躇させる原因は「こんなことは人に聞くことではない」というプライドや誤った認識であったり、「こんなことを聞いてしまって良いのか?」という配慮や羞恥心が多くを占めています。


 きっと、相談することができない人もそのことは分かっているのだと思います。なので、後は実際に相談をするという一歩を踏み出すだけです。

 あれだけ思い悩んでいたことも、友だちは答えを知っているかもしれません、医師なら効果的な対処法があるかもしれませんし、保育士なら別のアプローチを提案できるかもしれません。 悩みのほとんどは解決策や効果的な対処法がありますし、「子育ての悩み」は子育て家庭の共通の悩みであることが多いものです。

 相談ってされる側だと、「相談してくれて嬉しかった」、「こんなことで悩んでいたんだ」と思いますよね。 その時に、「なんでこんなこと聞いてくるの?」と嫌な気持ちになる人は、恐らくほとんど居ないのではないでしょうか?

 勿論、他人の時間を使ってもらうことが相談というものなので、ちょっとパンフレットや説明書を読めば分かることを聞いたり、せっかくのアドバイスも受け入れようとしないのであれば、それは失礼になりますし、問題解決もしません。

 そのことだけ忘れない様にしていれば、実は相談することはそれほど難しいことではないですし、相手に嫌がられたり面倒に思われることはないものです。

 安心して相談をしましょう。

向き合うべきは「理想」ではなく目の前にある「今」

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 子育てリアリティショックは、子育てへの期待や希望、理想像、子育てを支える人達の善意の情報の選択などによって、膨らんでしまった「子育てのイメージ」や親とはどういうものか?という「理想」が原因の一つです。

 そうして膨らんだイメージと、実際に子育てが始まった時の「わからないこと」だらけ、「できないこと」だらけな「現実」とのギャップに心が耐えられないことでストレスが生まれます。

 正しい知識を身に着けると、正しく備えて、正しく恐れることができるので、漠然とした不安を抱かなくなります。

 また、子育ては「親育て」でもあるので、最初から完璧な親はいませんから、「分からないこと」や「できないこと」があって当然です。 問題なのは、そうした「分からない」、「できない」を放置してしまったり、自分の中だけに抱え込んで解決する機会を自分から奪ってしまう事です。

 人に相談するのは少し勇気が要りますね。でも、人に相談をすることで解決できる問題や、軽くなる不安というのは多いものです。

 誰かを上手に頼るということも子育ての重要な技術の一つですよ。

 理想を持つことは、希望がありますし、努力にも繋がっているので良いことでが、大切なのは今目の前にある「事実」を見つめることです。

 事実を見つめると、明確な「疑問」や「課題」が見えてきます。明確な疑問や課題は対処が可能ですし、誰かに尋ねやすいし、相談された側もアドバイスをしやすくなるはずですよ。

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