活用してないなんて勿体ない!保育士のスキルアップ法[保育ちょい足しvol.5]

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はい、みなさんこんばんは!男性保育士のRyU先生です。

みなさん、日々のお仕事で大変なのは分かっていますが、スキルアップしてますか?

ただ日々の保育だけでいっぱいいっぱいだよ。という気持ちも分かるのですが、

せっかく保育士という専門職についたのですから、無理のない範囲でどんどんスキルアップして、キャリアアップへと繋げていきましょう。

今回は、誰でも使えるのに、みんなが使っていないスキルアップ法を紹介します。

では、さっそくいってみましょー!

外部研修を使わないのは本当に勿体ない!

見出しで結論を出してるんですが、誰もが使えるのにみんなが使っていないスキルアップ法は、迷う必要もなく、

園に斡旋がくる「外部研修」です。

園によってどのように外部研修を割り振っているのかは異なると思います。

希望制だったり、年間の回数を決められていて自由に選べたり、テーマによっては園長から指名されることもあるかと思います。

外部研修に行くのってちょっと億劫だったりする人もいるとは思いますが、僕は可能な限りで外部研修は利用させてもらっていました。

園から斡旋される外部研修のメリットは以下のものがあります。

  • 正確性の高い研修がほとんど
  • 最新の情報が手に入ることもある
  • 自分では調べられない制度について学べる
  • 基本的には無料(格安)で研修を受けられる

基本的に無料(もしくは破格の受講料)で、情報が比較的新しく、正確性の高いものが得られて、

内容によっては自分では調べきれない制度のことや、発達学や心理学などの専門知識が手に入る。

少なくとも「スキルアップしたい!」と思っている先生は、外部研修を活用しない手はありません。

感染対策にもなる。おもちゃのサブスク

おもちゃのサブスク。
定期的に新しい玩具に触れる経験は、レンタルサービスならではのメリットです。
回収された玩具は、消毒を徹底し清潔な状態で次のお宅の、お子さまと出会いにいきます。コロナ禍での学びは感染対策を一つ進歩させました。

感染対策にもなる。おもちゃのサブスク

おもちゃのサブスク。
定期的に新しい玩具に触れる経験は、レンタルサービスならではのメリットです。
回収された玩具は、消毒を徹底し清潔な状態で次のお宅の、お子さまと出会いにいきます。コロナ禍での学びは感染対策を一つ進歩させました。

自分は何を学びたいか?を考えて選ぶ

外部研修はテーマが多岐に渡っており、本当に様々なことを学ぶことができます。

新人さんに斡旋がかかりやすい、保育の基礎知識や、心構えから、

特定の玩具や遊具を活用するための実践的な研修もありますし、

年齢ごとの発達に即した知識を得られるものもありすし、

看護や療育の分野にも少し関わってくるような、保育士としての視野を広げられる研修まであります。

なので、自分は今どんな知識が必要だろう?自分は今どんな技術が必要だろう?

今のクラスの子ども達の様子であったり、将来的になりたい自分の保育士としての姿だったりを鑑みながら、自分に合う研修を見つけたら迷わずに参加してください。

1人が研修で抜けても保育は回ります。

そもそも、研修や病気、自由に取れる有給など、職員が数人休んでも運営できる体制を取らなくてはいけないのが保育園という施設です。

なので、あなた1人が研修で半日や一日抜けるだけで、運営が揺らぐような保育園だとしたら、

それはあなたが抜けたのが原因でなく、保育園として適切な運営が出来ていない上の人たちの責任です。

なので安心して、自分の見識を深めにいきましょう。

RyU先生のおすすめ研修ベスト2

最後に、僕が実際に参加したことのあるものの中から、特に学びが深かった!と思えたベスト2を紹介します。

全く同じ研修はないかもしれませんが、似たような研修は、保育園に斡旋がくるものを探せば見つかると思いますので参考になれば嬉しいです。

ベスト1.カプラの遊び方研修

僕が1番面白かったのは、「カプラの遊び方研修」です。

保育施設でも人気の、あのカプラについて座学と実践を通して学びます。

座学は難しいものでなく、カプラという玩具の理念であったり、どのように使うことを想定して設計されているのか?について短い時間で学びました。

ただの積み木でもなく、ドミノでもなく、ジェンガでもなく、楽器でもない。

発送次第で遊び方が広がっていく。

玩具の可能性の広がりを改めて知った座学でした。

実践ではカプラ講師(ちょっと名称定かでは無いです、すみません)の方が、

実際にカプラを使って、様々なオブジェを作って見せてくれました。

より頑丈に積み上げる為の組み方であったり、安定しているように見えて1箇所だけ抜くと全てが壊れるものであったり、

カプラの説明書を読んでもなかなか真似出来なかった、難しいオブジェのヒントももらえました。

その後は、参加者でグループになって、いちばん高い塔を作る競走をしたり、全員で「ナイアガラ」という壁のようなオブジェを作って、最後に一気に崩したりとても楽しかったです。

2.サマースクール

これは有名なので知っている先生も、参加経験のある先生も多いかと思います。

サマースクールという名前の通り、夏頃に行われる大規模な保育士の研修です。

残念ながらこれは斡旋はくるものの、参加費は自己負担でしたがとても勉強になりました。

僕が参加した時は、「幼児期に楽しむオペレッタ」、「障がい児との関わり方」、ドラえもんの歌で有名な山野さと子先生の「歌とダンス」の講義をうけました。

僕は乳児クラス担任が多かったので、しっかりとオペレッタに 取り組むことはなかったのですが、

発表会の音楽遊びの中にオペレッタのようにリズムに合わせて子ども達が動いたり、セリフっぽい歌詞の歌を歌ったりという風にしたりしました。

どの講義も、本当にわかりやすくて、座学はしっかりと知識を取り込んで、実践では大人が本気で楽しむという大切さを感じました。

参加費もかかるし、場所によっては遠出になってしまうのですが、ぜひ1度は皆さんに参加してみてもらいたい研修です。

スキルアップは背伸びの必要なし!使えるものを使う

保育士のスキルアップは、日々の保育に忙殺されてしまいがちで、優先度が低くなりやすい部分があるのかなと個人的には憂いています。

日々、子どもたちを取り巻く、様々な学問は進み、玩具や遊具はより安全で効果の高いものが競って生み出され、

魅力的な歌やダンスもたくさん生まれ続けています。

これらを全て駆使することができたら、どれだけ日々の保育に深みが増し、子ども達により楽しく、より学びがあり、より感性を広げられる経験をさせてあげられるでしょうか?

もし、日々の保育で手一杯で、スキルアップができていないと感じているなら、保育園が斡旋してくる外部研修を活用しましょう。

フリーランスの講師が行っている研修もなくはないですが、園から斡旋される研修は無料で参加出来たり、情報の正確性がある程度保証されているので大きくハズレることもありません。

まずは、園の外部研修を活用していって、より知識を深めたい、見識を広げたい!というのであれば、

保育学会などが行っている研修や、フリーランスの講師が行っている研修に足を運んでみるのが良いかなと思います。

研修で深めた知識や技術、心構えを日々の保育にちょい足ししていきましょう!

では、今日も一日お疲れ様でしたー!

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