【テーマ:子育てと心】家族をつなぐ「傾聴」という関わり方【Day26】

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 はい、みなさんこんにちは!男性保育士のRyU先生です。

 土曜の朝5時頃に放送している「テレビ寺子屋」という番組知ってますか?

 各分野の著名人がゲストとして登場して、様々なテーマについて講義のような形でトークをする番組です。

 ちょうど今朝その番組を見たのですが、ゲストは教育評論家「おぎまま」で有名な尾木直樹先生でした。

 トークテーマは「コロナ過の子どもの変化」についてで、子ども達の変化を改めて知って、子ども達のケアとして「傾聴」の大切さを解いていました。

その話の中で、最新の統計データを用いながら、今子どもたちに何が起きていて、子ども達の変化に家族はどう向き合ったら良いか、社会はどうあるべきか。

について、尾木ママらしい優しい柔らかな口調で聴衆に目を配りながら話していました。

ということで今回は、尾木ママのトークにも出てきた「傾聴」について解説していきます。

感染対策にもなる。おもちゃのサブスク

おもちゃのサブスク。
定期的に新しい玩具に触れる経験は、レンタルサービスならではのメリットです。
回収された玩具は、消毒を徹底し清潔な状態で次のお宅の、お子さまと出会いにいきます。コロナ禍での学びは感染対策を一つ進歩させました。

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家族の言葉を心で受け止める「傾聴」をしよう

家族の話をちゃんときいていますか?きちんと受け止めようとしていますか?

忙しかったり、面倒に思ったりして、聞き流してしまったりしてはいませんか?

今、時代の変遷や感染症による生活様式の急激な変化、子育てや教育環境の変化で、子ども達に様々な影響が出ています。

子ども達の変化をつかむには、子ども達の話に耳を傾けなければいけません。

ただ、聞き流すのでは、子ども達の小さな小さなでも重要な救難信号に気付くことはできません。

いつの時代でもそうですが、こんな時代だからこそ家族との関わりの中で、きちんと耳を傾け、心で受け止める「傾聴」が重要な意味を持ってきています。

耳で聞こえる、たずねて訊く、心で聴く

さて、日本語は1つの言葉でも、複数の意味を持っているものがある、趣深い言葉です。

「きく」には、常用漢字である「聞く」、聴覚などに使われている「聴く」、そしてあまり目にしないかもしれませんが訊問に使われる「訊く」も存在します。

この中で特に、「聴く」という表現は、より丁寧に耳を傾けるという意味合いがあって、

福祉や看護、心理の分野で重要とされる「傾聴」という言葉にも、「聞く」ではなく「聴く」が使われています。

子育てや保育の中でも、この「傾聴」はとても大切な関わり方になります。

ですが、福祉や看護などの分野に関わりがない方にとっては、「傾聴」は聞き馴染みがなく、どうすることが傾聴なのだろう?と疑問に感じる人もいるかと思います。

次は、「傾聴」の具体的な方法と、ポイントを紹介します。

目を合わせ、耳を傾け、心を寄せる

傾聴のポイントは、話し相手と目を合わせ、言葉に耳を傾け、そして楽しい、寂しい、辛い、怖いといった感情や気分に心を寄せることです。

もっと端的に表すなら、話し手が「ちゃんと話を聞いてくれている」と感じることができふるように、聴くということになります。

傾聴の具体的なやり方

  • 何かをしている手を止める
  • 相手と目を合わせる
  • 途中で止めずに最後まで話を聞く
  • 頷いたり、オウム返しをする

傾聴はなにも難しいことはありません。

やり方を知って、それを意識するだけで誰でもできるようになるものです。

そして、誰でも出来ることなのに、その効果は絶大なものでもあります。

まず、子ども達や家族が何か話をし始めたら、何かをしていた手を止めて話を聴く準備をします。

料理中なのに、洗濯中なのに、と感じてしまうのも仕方の無いことですが、料理よりも洗濯よりもずっと大切なことを相手は伝えたいのかもしれません。

相手がなかなか話せない時や、うまく伝えることができていないと感じても、途中で言葉を遮ったりはしません。

「大丈夫、ちゃんと聞いているよ」と、頷いたり、相手が伝えたいことを感じたらその言葉をオウム返しで繰り返します。

そして、最後に「もう話したいことは言えたかな?」と確認をしてあげましょう。

そうして全てを聴くことでも、ストレスを緩和したり、不安や緊張を解きほぐしたり、明日への活力を生み出す効果があります。

また、話の内容を全て聞いた上で、何か困り事があって解決が必要なことなら、その対策を考えることも必要になるかもしれません。

相手から話し始めた時が「傾聴」のタイミング

何かを伝えたい時、私たちは我慢することも多いですが、本当に辛い時には自分から話をし始めたり、何か「聞いて欲しいな」というサインを出すものです。

また、辛い思いをしていればしているほど、聞かれた時に話すことができなかったりもするものです。

なので、子ども達や家族が自分から話し始めることがあったら、そのタイミングを逃さずに「傾聴」をしてあげて欲しいなと思います。

窮屈な時間はまだ続きそうですし、時代の流れがあまりに早くて、今平気な子もすぐ近くの未来でも、元気に過ごせているとは限らないかもしれません。

大切な子ども達を、家族を、家庭を守るために、ぜひ今日から「傾聴」という関わり方を意識してみて貰えたらと思います。

では、今日も元気に行ってらっしゃーい!

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