はい、みなさんこんにちは!男性保育士のRyU先生です。
このブログでは毎日、保育や子育てに関する短い記事を、家のウォーキングマシンで朝散歩しながら投稿しています。(朝散歩も更新も頑張るぞ!)
2日目の今日は、昨日に引き続き赤ちゃんの「人見知り」をテーマに少しお話しようと思いますので、ぜひ最後までごらんください。
また、昨日の記事を読むことで、より今日の記事について理解することができると思いますので、宜しければ昨日更新分も読んでみてくださいね。
では、さっそくいってみましょー!
人見知りする赤ちゃんとの関りが楽になる対処法
前回のおさらい:人見知り期は発達上で必要なもの
人見知り期というのは赤ちゃんの発達の上でが欠かせない時期で、
赤ちゃんが、安心できるママや家族などの近しい人と、関わりの少ない人とを区別できるようになった成長の証です。
また、大人の使う「個性」としての人見知りとは異なるということについても、前回の記事で詳しく解説しました。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
また、人見知りというのは必ず誰もが経験するもので、時期が過ぎると自然と落ち着いてきて、段々となくなっていくものになります。
では、そんな人見知り期において、人見知りが始まった赤ちゃんへの対処法について、今から具体的に解説していきます。
対処法①人見知りについて正しく理解する
人見知りへの対処法の1つ目は、「人見知り期」についての正しい知識をつけることです。
ちょうど、みなさんが今されていることですね。
なぜ直接的な行動ではなく知識を身に着ける意味があるのかと言うと、人は知らないことについて不安になるし、ストレスが強くかかる生き物だからです。
それはつまり、裏を返せば、正しい知識を身に着けておくことで、不安を小さくしたり、かかるストレスをある程度弱めることができるようになるということです。
なので、育児書で調べてみたり、可能なら身近に居る専門家に相談をしたり、信頼出来る人に話を聞くなどすると、少し心の不安が和らぎます。
「人見知り期」について正しく理解すると、今見られている人見知りはずっーと続くものではなく、一過性のものであることも理解出来るようになります。
それは、出口の無いトンネルを行くような辛さから解放されることと言えますし、見通しを持てるからこそ得られる安心感もあるものです。
ただし、闇雲に知識を得ようと思っても難しかったり、間違った知識は効果がないどころか、赤ちゃんや皆さんが不利益をこうむることにもつながりかねません。
知識を集める時には注意点があって、知識を得ることを目的にしないようにして欲しいのと、信ぴょう性の高い情報か自分でもしっかりと判断するようにして欲しいなと思います。
〇子育ての情報にとって”信ぴょう性の高い”情報とは?
後々、詳しく解説する機会があるかとは思うのですが、せっかく信ぴょう性という言葉が出てきたので、少しだけ触れますね。
子育ての情報においての”信ぴょう性高い”情報とは何か?
結論から言うと、保育士や児童福祉司などの専門家、医師や看護師、助産師、臨床心理士、厚生労働省や文科省などが出す知識は信ぴょう性が高い場合が多いです。
特に気をつけて欲しいのは、「○○を育てたカリスマママ」のような専門性を持たないインフルエンサーだったり、聞き心地だけよくて根拠を示していないネット記事なども注意が必要です。
こうした要注意な情報源からの知識というのは、誤った知識だったり、それぞれの個性や家庭の状況に配慮されていないものだったり、発達上適していない方法が勧められていたりすることがあります。
そうした適切でない知識や方法は、そもそも効果が無いばかりか、子どもや家族に不必要なストレスを生んだり、発達や成長に悪い影響が出たり、本来なら必要のなかった労力や心労を感じることになるというリスクがあります。
僕も、こうしてブログやYouTubeなどで、子育ての情報について解説しているわけなのですが、「信ぴょう性の高い情報源」かどうかを判断するなら、あまり信ぴょう性の高い情報源とは言えません。
なぜなら、保育士と名乗っていても無資格かもしれない(無資格が保育士と名乗ると犯罪ですし、もちろん有資格者です)からです。
なので、基本的には対面で話せる専門家やかかりつけ医、などに聞く情報が、安全なことが多く、信ぴょう性の高い情報を得る1番身近な手段だと思います。
対処法②身体に負担のない抱っこ紐など道具を揃える
人見知りへの対処法の2つ目は道具についてです。
人見知りで多く聞く悩みとして、身近な人以外への拒絶が激しいなどは勿論ですが、普段の生活の中で「抱っこをしていないと泣いてしまう」という悩みが多いです。
いくら赤ちゃんとはいえ、やはりずっと抱っこをし続けるというのは大変ですよね。
それに、泣き声には”危険を知らせる役目”もあるので、あえて聞いている人がストレスを感じやすい音になっているのです。
そんな泣き声を、大声で耳元で何度も聞くことになるので、肉体的な疲労はもちろん、実は心理的な疲労もとても大きくなりやすいのです。
なので、負担を減らそうと思うと、肉体的疲労を減らすか、精神的な疲労を減らすかになるのですが、効果が出やすく手軽にできるのが肉体的な負担を減らすことです。
具体的には、心強い味方になる「抱っこ紐」などの補助具をきちんと自分にあったものを選ぶことになります。
抱っこ紐だけみても、値段はピンキリで、素材やカラーバリエーション、デザインなども様々ですよね。
個人的には、抱っこ紐などの大人の身体に装着をするタイプの補助具には特にこだわって選んで欲しいなと思っています。
- 体にしっかりとフィットするか?
- 1人で装着するのに手間や時間がかかり過ぎないか?
- 安全性や機能性は十分か?
こうしたことについて、自分でもしっかりと確かめながら、可能ならお店で実際に試着させてもらったりしながら決めましょう。
身体にフィットしないものは、安全面でも不安がありますし、実は間違った装着の仕方やフィットしていない補助具というのは逆に疲れやすくなったりします。
たかが、補助具と思うかもしれませんが、家事などの為に両手を開けたい時、散歩の時、なかなか泣き止まない時、寝かしつけ……生活の中で予想以上に補助具を使用している時間があるものです。
その時間ずっと、身体に負担をかけ続けるのか、少しでも負担のない物を選ぶのか、メリットがあるのはもうお分かりですよね。
対処法③赤ちゃんの好きな玩具や音楽を用意する
対処法の3つ目は赤ちゃんの好きなおもちゃや、音楽を見つけて、それをいつでも出せるようにしておくことです。
玩具や音楽はたくさん溢れていますが、その中でも、普段からよく聞く音楽、いつでも遊べる玩具というのを1つか2つ用意しておきましょう。
色んな音楽を聞いたり、色んな玩具で遊ぶことにもメリットはあると思うのですが、あまりに雑多になってしまうと消化不良になったり、深く楽しめなかったりもあると思います。
また、”いつもの”慣れ親しんだものに人は安心感を抱くので、人見知りで激しく泣いている時や、赤ちゃんが落ち着かない時などは普段からよく使っている玩具を渡すだけでも大きな効果があるものです。
なぜ音楽と玩具なのか、それぞれについてもう少し説明します。
〇普段から音楽を流してみる
保育園では、多くの時間で音楽が流れています。
遊んでいる最中にも部屋には童謡が流れていたり、お歌を歌う時間があったり、午睡の時にはオルゴールが流れるていることも多いです。
音楽には人の気持ちを、あげたり、落ち着けたりする効果があります。
大人でも音楽で気分が上がったり、心が落ち着いたり、励まされることがあったりと音楽の持つ力は誰しもが感じているのではないでしょうか?
実は赤ちゃんは、早い時期から耳が聞こえていて、一説では胎内に居る時にはもう外の世界の音を認識している。などと言われるほどです。
そうです、子どもたちや赤ちゃんも、音楽のもつ力が効果を発揮するんです。
なので、普段からお部屋のBGMとして音楽を流したりすることをおすすめします。
普段からの音楽になれ親しむと、激しく泣いた時にもその音楽を聞いて落ち着くことがあったりします。
〇握りやすく誤飲の危険のない玩具に慣れ親しませる
玩具というのも、なかなかに侮れない存在です。
玩具って、昔から代わり映えしないし、適当に作っても売れそうと思うかもしれませんが…(あ、そんなことはないですか?笑)
玩具も”商品”である以上、様々な知識や経験をもつ大人が頭を捻って捻って、ようやく商品としての日の目を見ます。
つまり、何が言いたいかと言うと、玩具は子どもが興味をもつデザインで、子どもが好きな配色で、子どもの発達を考えた機能を備え、素材にも拘り、危険がないもの。になるように設計されているものが多いということなんです。
そう考えると、玩具がただの子どもの娯楽ではなく、心強い子育ての味方であることが分かってもらえたのではないかなと思います。
さて、その上で人見知り期の赤ちゃんにオススメの玩具の選び方ですが、以下のポイントに照らし合わせて考えてみましょう。
- 片手で掴むことができるか
- 間違って飲んだりすることがない大きさか
- くわえたり、舐めたりしても危険がない素材になっているか
これを満たしているものであれば、あとは赤ちゃんが好きで普段から遊んでいるもので大丈夫です。
もしまだ、そうしたものが無いのであれば、具体的には、おしゃぶりや、編み目状になったボール、少し大きめのブロックなどがあるので、赤ちゃん用の玩具も調べてみてくださいね。
今日からさっそく実践して段々と効果を感じましょう!
今回は、人見知りをする赤ちゃんに対して、今日からできる対処法を3つ厳選してお伝えしました。
- 人見知りについて正しく理解する
- 適切な補助具などで負担を軽くする
- いつもの玩具や音楽は安心する
補助具や玩具については今日調べてすぐに購入というわけにはいかないかもしれませんが、今日の話も踏まえて、楽しみながらカタログや商品ページを眺めてみてもらえればと思います。
紹介した対処法もそうですが、赤ちゃんとの関わりは日々積み重なるもので、何かをしたらかすぐに劇的な効果があるというものではありません。
効果は次第に、でも確実に表れてきます。
また、効果があまり見られなかったとしても、今日お伝えしたことで得た知識を「知っている今日から」と、「知らなかった今日まで」では大きな差があるということも紛れもない事実です。
これからの、赤ちゃんとの関わりが少しでも楽しく思えたり、辛さがわずかでも軽くなることを願っています。
次回は、人見知り期の赤ちゃんとの関わり方について解説します。
慣れるために場数を踏むべきか?パパ見知りや施設の先生への人見知りについてなど、お話しますので是非明日も遊びに来てくださいね!
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