[テーマ:学習指導]子どもにはまず教科書の前書きを伝えよ![day24]

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はい、みなさんこんにちは!男性保育士のRyU先生です。

オミクロン株の猛威が止まりませんね、まん延防止等重点措置の適用地域も増えてきて、まだ我慢の期間が続くのだなと感じます。

保育園でクラスターが出た地域もあるようで、園児や保護者の方の社会生活にまで大きく影響しています。

もう十分にみなさん気をつけているとは思うのですが、子どもたちも含めて家族で改めて感染対策について確認する機会を持ちたいですね。

さて、今回は子どもたちに勉強の意味を伝える「学習指導」をテーマに、

ロザンの宇治原さんが言っていた「子どもにはまず教科書の前書き(「はじめに」)を教えた方が良い」という考えについて、保育士なりに解説していきたいと思います。

では、さっそくいってみましょー!

勉強を教えるには勉強の意味を伝える必要がある

今回は子どもへの学習指導をテーマに、京大芸人・クイズ芸人でお馴染みのロザン宇治原さんの話を取り上げます。

それが、「学習指導の前に子どもには、教科書の「はじめに」(前書き部分)に書かれていることを教える必要がある!」という話です。

つまり、なぜ勉強するのか?各教科を勉強することでどんな力が身につくのか?

それを伝えなければ、学習指導は大きな効果が期待できない。

ということです。

  • 勉強する意味は?
  • 子どもの学習意欲のあげ方は?

この2点について、宇治原さんの話を元に、保育士としての知見で解説できたらと思います。

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勉強しなさいと言われてもできない理由

子どもたちに勉強をして欲しいと願うのは、大人の常ですよね。

将来のことを思ったり、学校での生活を円満に送る為だったり、教養を身につけることのメリットなどを考えてのことです。

それは他方で、自分の経験として、小さい頃から勉強していなかったことで苦労したり、

小さい頃から勉強していたことで進路が広がったり、興味の幅が広がったりしたことがあるから。という経験則から来る気持ちもあると思います。

でも、自分が子どもの時を思い返してみて、「勉強しなさい」と大人が言っても、聞く耳を持てなかった人も多いのではないでしょうか?

だって勉強つまんないし……

だって勉強わかんないし……

だって勉強する意味がわからないし……

「子どもの言い訳」だと断じてしまいそうになる、これらの理由も、実は子ども達の心の叫びだったのではないかと、大人になったからこそ感じたりもします。

勉強は本来楽しいものに決まっている

勉強は本来、誰にとっても楽しいものです。

なぜなら、人間には何かを知りたいという「好奇心」があり、何かについて理解したいという「知識欲」があり、得た知識を使うことに「達成感」や「快楽」を感じるからです。

こうした感情は、報酬系と呼ばれるもので、何かをする時の動機を強くしたり、実際に行った時に快感を得られるようになっています。

勉強はこうした報酬系を手軽に刺激しやすいものです。

では、なぜ本来は楽しいものであるはずの勉強が嫌いな人が多くいるのでしょうか?

1つは、今回のテーマである勉強する意味がきちんと伝わらなかったから。

もう1つが、授業のスピードが自分に合わず、勉強についていけなくなったから。

大きくは、この2つが関わって、本来楽しいものであるはずの勉強はが嫌いになってしまっていると考えられます。

なので、子ども達に勉強意欲を持ってもらうには、この2つにアプローチをすると効果が高そうですよね?

「前書き」には勉強の意味がちゃんと書かれている

子ども達に勉強してもらう為には、勉強をする意味について子ども達に教える必要があると思います。

それは、良い点数を取ることや、いい成績を取ること、高校や大学の幅を広げることのような意味合いではなく、

「勉強すること」そのものの意味であったり、楽しさ、メリットについて伝える必要があります。

じゃあ、勉強の意味ってなに?どうやって伝えるの?という疑問に、とても上手に回答した人がいます。

それが、お笑いコンビ「ロザン」の宇治原さんです。

ロザンのYouTubeチャンネルである『ロザンの楽屋』に投稿した、「[学生必見]なぜ勉強しないといけないのか?の答えはここにある」の動画の中で、

宇治原さんは、子ども達に勉強の意味を伝えるために、教科書のまえがき部分である「はじめに」に書かれていることを伝えたら良い。

と、解説されていました。

ロザンの楽屋は僕も好きで良く見ていて、「物事の考え方」について、色々な話題を通して解説してくれています。

大人も子ども達も学ぶことがたくさんあって、情報の安全性にも配慮された、数少ないオススメ出来るYouTubeチャンネルの1つです。

気になった方は、ぜひロザンさんのチャンネルを検索してみてください。

前書きには「公式」や「慣用句」よりも大切なことが書かれている

読書が好きな方は知っていると思いますが、本には必ず「前書き」が書かれていて、ものによっては「後書き」が加えられているものもあります。

「前書き」は、作者がなぜこの本を作ろうと思ったのか?この本で伝えたいこと、感じて欲しいことはなにか?この本での学びはどこにあるか?

こうした、とても重要なことについて、作者自らが改めて書いてくれているガイドの様なものです。

それはともすれば、数学の「数式」や、言語の「慣用句」をたくさん覚えることよりも、大切なことが書かれているのが「はじめに」(前書き)なのです。

家庭で「はじめに」の授業をしよう

宇治原さんは、本来なら学校の最初の授業で「はじめに」の部分をしっかりと取り組むべきという話をしていて、すごく共感しました。

加えて、学校教育がカリキュラムを達成するために授業が詰まっていて、「はじめに」の授業を入れる時間がないことについても触れています。

それを学校の責任とするのは簡単ですが、それでは少し乱暴です。

なぜなら学習指導は本来は、家庭と教育機関とが連携して行うものだからです。

なので、学校で「はじめに」を取り扱うことが難しいのであれば、家庭で「はじめに」の授業をしたら良いのです。

難しい知識や、各教科の内容を全て理解している必要はありません。

勉強が嫌いだった人も、勉強が苦手だった人も、恐れずに「はじめに」をまずは自分で読んでみましょう。

そこには、難しい知識はないし、テストに出るような公式も慣用句も歴史の出来事も書かれていません。

ですが、大人になって「子どもの頃に勉強した方が良かったな」と感じた理由が分かるような、勉強の意味や楽しさが確かに書かれています。

子ども達に伝える時には、まずは一緒に「はじめに」を読んでみて、感想を聞いてみましょう。

その後で、自分なりの言葉で勉強する意味を改めて伝えてみてください。

1度では全ては伝えきれませんので、教科書をもらった時に一緒に読んで、

子どもが勉強に身が入っていないと感じた時や、理解度が低いものがあると感じたら、改めて「はじめに」を読んで苦手な部分を確認してみます。

それだけでもう、授業一コマよりもずっと実りのある「はじめに」の授業になるはずですよ。

思った瞬間が「はじめに」の始業ベル

今回は、子ども達への学習指導をテーマに、ロザン宇治原さんの話も交えて、勉強の意味の伝え方について解説しました。

教科書の前書き部分である「はじめに」には、どうしてこの教科を学ぶのかという理由や、その教科を学ぶことで身につく力について書かれています。

それは、勉強が苦手だと感じている子どもや、勉強が嫌いだという子どもの、胸のモヤを晴らすものかもしれません。

勉強の意味について伝えるのに遅すぎることはありません。

うちの子勉強苦手、嫌いでどうしたら良いの?と感じた瞬間が、「はじめに」の授業の始業ベルです。

一緒に「はじめに」を読んで、勉強の意味を伝えながら、子ども達の勉強への思いに寄り添う時間を設けてみてください。

では、今日も元気に行ってらっしゃーい!

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