マスク生活で「表情を読む」機会を確保する方法【day46】

この記事は約7分で読めます。

 コロナ過でのマスク生活が息苦しい・・・

 マスクをしていることにデメリットが無いか不安・・・

 子ども達に表情を見せられないって大変なことなんじゃ・・・?

 こうしたことを思いながら、日々、子ども達の健康を守りながら生活していることと思います。

 まず大前提として、感染を防ぐ為にマスクを着用することは必要です。今回はその大前提を踏まえた上で、子ども達にとって表情が見ることの大切さを解説していきます。

今日のポイント

 この記事を読むことで以下のことについて理解が深まります。

  • 大前提として命を守ることが最優先
  • 子ども達の「表情を読む」という行動
  • コロナ過でどう表情を見せることができるのか「絵本」と「動画」の可能性

 では、さっそくいってみましょー!

感染対策にもなる。おもちゃのサブスク

おもちゃのサブスク。
定期的に新しい玩具に触れる経験は、レンタルサービスならではのメリットです。
回収された玩具は、消毒を徹底し清潔な状態で次のお宅の、お子さまと出会いにいきます。コロナ禍での学びは感染対策を一つ進歩させました。

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マスクと表情と子ども達の関係

 はい、みなさんこんにちは!保育士りゅう先生です。

 今回は、これまであまり触れてこなかったコロナ過での生活についてです。

 コロナ過の生活では様々な生活の変化がありましたが、保育士として注目しなくてはいけないこととしてマスク生活によって、子ども達が「表情を読む」機会が減ってしまったことがあります。

 これまで触れなかった理由としては、まず感染症については素人なので特別にお知らせする様な情報がなかったことと、実際にここまで長くマスク生活が強いられる状況が続くと思っていなかったことがあります。

 なんとなくの期待も含めて、今頃にはインフルエンザみたいにワクチンを接種して、時期が来たらマスクで予防と拡大防止をしていく。そんな感じになるのかなと、ちょっと見通しが甘かったなと思っています。

大前提として命を守ることが最優先

 まず大前提として確認しておきたいこととして、最優先されるべきは他でもなく子ども達とママパパ、家族の命です。

 当然のことなのですが、当然のことを当たり前に伝え続けるのも保育士の勤めなので何度でも言います。

 これからマスクを外して、子ども達に表情を見せることについて解説するのですが、命が最優先。これだけは、見失わないようにしてくださいね。

子ども達は「表情」から色んなことを学んでいく

 人間にとって「顔」は、個性を表すだけのものではなくて、『言葉を使わないコミュニケーション(ノンバーバルコミュニケーション)の手段の一つ』でもあります。 

 相手が自分に好意を向けているのか、警戒しなければならない人なのかを判断する上でも「表情を読む」ことは重要なので、赤ちゃんの頃からよくママや大人の顔を見るように本能的にできています。

 小さい子ども達が人の顔や表情から学ぶことには次のようなことがあります。

  • 相手が自分にとって危険か危険じゃないか
  • 口の動き舌の動きをマネする
  • 発音をマネする
  • 相手の感情
  • 非言語的な要求
    など。

 ひとつひとつ解説をすると長くなってしまうので割愛しますが、表情一つ、つまりは顔の「表情筋の動き」を観察することで子ども達はこれだけの学習をしているということを理解してもらえれば良いかなと思います。

 つまり、裏を返せば、コロナ過でのマスク生活んによって、こうした大切な学習機会が減ってしまっている可能性がある。ということになります。

 保育士として危惧しているのは、このことなんです。

表情を見せる「絵本」と「動画」の可能性

 マスクは適切に装着をすると、口元から鼻、頬までが布で隠されてしまいます。

 だからこそ、比較的大きな粒子やウイルスをブロックしたり、飛沫が広がらないようにできているのですが。

 こと表情を読むことに関しては、マスクの装着によってすごく難しくなってしまっていると考えて良いと思います。

 つまり、先ほどあげた様々な力の学習がそれだけ難しくなってしまっている可能性があるかもしれないということです。

 それは少し不安なことですよね。

 なので、どうにかして安全に配慮した上で、子ども達に「表情を読む」機会を作ってあげたいのです。

 そこで大きな助けとなるのが、「透明なフェイス(マウス)ガード」であったり、「絵本」や「動画(写真)」を活用していくことになります。

 目的を分けて、「フェイスガード」と「絵本や動画」について解説します。

フェイスガードでママの表情に触れる機会を増やす

 フェイスガードは飛沫を広げないようにしつつ、透明なアクリル板などで作られた物が主流なので、装着していても顔を見ることができます。

 一部の保育園などでは、活用されていたりもするようです。

 ただ、完全に感染拡大を防止する効果はないとされているので、もし使うなら「限られた時間」で「限られた人」だけが使用しながら子ども達と関わるのがベターかなと思います。

 感染者や濃厚接触者が家族の周りにいないタイミングで、できれば生活の中で付着するウイルスも少ないタイミングがあれば安心感が増しますね。

使用例)お風呂上がりのベビーマッサージでフェイスガードを着用してみる

 例えばですが、お風呂上りであれば、シャワーや各種ソープによってウイルスが比較的少ない状態になるので生活の中では良いタイミングなのかなと思います。

 お風呂上りに5~10分ほどベビーマッサージを行い、その時にはマスクではなくフェイスガードを着けて、スキンシップを楽しみながら、表情を見せる機会にできると良いかもしれません。

 また、マッサージだけでなく寝かしつけのタイミングもよさそうな気もします。

絵本や動画で表情を学ぶ

 子ども達の表情の識別能力というのはすごくて、赤ちゃんでも他人の喜びを理解しますし、乳児期には喜びや怒りを認識できるようになって、幼児期で表情を識別する力はぐんぐん伸び、小学生になるころには大人と同じくらい細かな表情まで読むことができると言われています。

 そして、表情は何も目の前にいる人だけでなく、「〇と△だけで示された顔を模した図形」を人間の顔と認識したり、イラストや写真、動画を見ることで「表情を読む」ことができることも分かっています。

 実際に人を前にした時と比較すると、少しだけ表情を読みにくい部分もありますし、年齢によってイラスト、写真、動画で表情を読む正確さに違いがでたりもするようですね。

 とはいえ、マスクをずっとしているだけではできなかった、子ども達の表情を読む機会を作ることができるのは本当に良いことかなと思っています。

 絵本は特に、かわいらしいデフォルメされているイラストよりも、リアルな感じのするイラストの方が表情は読みやすくなるので、マスク生活の中では意識的にリアルなイラストの絵本を選ぶと良いかもしれません。

最優先で命を守りつつ子ども達の成長の機会を奪わせない

 今回は、新型コロナ感染症によって変化した生活の中で、特に子ども達に影響があるかもしれない「マスク生活」と「表情を読む機会」について解説をしました。

 コロナが収まったとしても、ウイルスとの戦いや自然災害との戦いは、地球上の生物にとって永遠のテーマになるでしょう。

 そうした時に、まず最優先することは命を守ることです。

 ですが、その大前提を踏まえつつ、子ども達の成長の機会や、成長の適正期を逃さないようにしてあげることも大人の使命なのかなと思います。

 子ども達は顔をよく見ます。表情からたくさんの情報を受け取って、色んなことを学んだりするからです。

 マスク生活ではその表情を隠してしまっていることが多いので、「表情を読む機会」をどうにか作ってあげたいのですが、その助けとなるのがフェイスガードなどのツールであったり、絵本や写真、動画といったコンテンツだったりします。

 こうした便利なツールを上手に活用しながら、最優先で命を守りつつ子ども達の成長の機会を奪わせない為の選択をしていきたいものですね。

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