[テーマ:その他]担任した子ども達への保護者からの願い[毎日子育て小話day5]

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 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

 今朝は家族で集まって御節料理を食べての、新年の幕開けとなりました。

 東京で一人暮らしをしていた頃は、あまりプライベートでは行事やイベント事に積極的ではなかったので、実家に戻ってからの新年は御節に始まる、ということで新たな生活を満喫しています。

 今回は、これまでの様な子育てに関する解説からは少し離れて、現場保育士の時に保護者面談をした時の思い出を話せればと思います。

 もちろん、当時の子どもたちや保護者の方が特定できるような話はしませんので、リテラシーとして心配な方も安心して読み進めてもらえればと思います。

 ではでは、前置きが長くなりやすいので、さっそくいってみましょー!

保護者の願いで最も多いのは意外な○○!

 保育士はクラス担任になると、「保護者面談」や「クラス面談」など、である程度のまとまった時間を設けて保護者の方達とお話をする機会があります。

 新学期に入ってすぐにクラス面談があって、クラスの目標をお伝えしたり、基本的な生活の流れを話したり、新しいクラスになったので改めて皆で自己紹介をしたりします。

 それから一月か二月程経ってから個人面談を設け、新しい生活について保育園と家庭との情報交換をして、疑問や不安などがあれば聞いたりします。

 この時に、保護者の方に決まって質問していたのが「この1年を通してどんな成長をして欲しいか?」、そして「将来的にどんな子に育って欲しいのか?」この2つを聞いていました。

 加えて、新入園児さんだったり、0歳児さんクラスだと「名前の由来や願い」を聞いたりするクラスもあったようですね。

 その子がどんな風になって欲しいと願いが込められて産まれてきたのか、名前が付けられたのかを知ると、保育園での生活の中でその子と関わる時にヒントになることが多いからです。

 ボクが必ず聞いていた、以下の2つの質問。

  1. この1年でどんな成長をして欲しいか
  2. どんな子になって欲しいか

 それぞれについて印象的だったことをお話します。

感染対策にもなる。おもちゃのサブスク

おもちゃのサブスク。
定期的に新しい玩具に触れる経験は、レンタルサービスならではのメリットです。
回収された玩具は、消毒を徹底し清潔な状態で次のお宅の、お子さまと出会いにいきます。コロナ禍での学びは感染対策を一つ進歩させました。

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1年の成長では具体的な目標が多く聞かれる

 まず、1.の質問では、みなさんとても具体的な目標を立ててくださることが多かったです。

 例えば1歳児クラスなら「噛みつきがなくなって皆と仲良くして欲しい」、「おしゃべりを沢山して欲しい」などがあり。

 2歳児クラスはトイトレ(トイレトレーニング)の開始時期にもなりやすいので、「トイトレを頑張って欲しい」などは多かったです。

 4歳児クラスになると習い事を始めている子もいるので、そうした習い事について「楽しみながら頑張って欲しい」などもよく聞かれました。

 保育士としての印象としては、やはりみなさんよく成長や発達についてご自身で調べたりされていて、発達の目安や時期について見通しが立っていたり、それぞれのお子さんの成長ペースも見ながら健やかな成長を願っているのだなと感心したものです。

 あとは、半数とまでは言いませんが意外と多かったのが「あまり考えていなかった」という回答でした。

 もちろんこれはお子さんに関心が無いということではなく、みなさん必ずその後に「元気で笑っていてくれたらそれでいい」という文脈が続いていました。

 僕はまだ独り身なので、その時の保護者の方々の思いや感情を知るのはいつになるのやら?という感じですが、こうしたおおらかな願いや空気感というものにも深く感銘を受けたことを覚えています。

子どもへの願い最も多かったのは「やさしく育って欲しい」

 そして、2.の将来的にどんな子に育って欲しいのか?という質問に対して、統計を取るまでもなく最も多くの保護者の方が仰ったのが、

 やさしいお兄ちゃん、お姉ちゃんになって欲しい

 という、願いでした。

 いつも豪快な保護者の方も、物静かで優しそうな保護者の方も、活発なお子さんのママも、物静かなお子さんのパパも、年齢や兄弟姉妹の関係などに関わりなく、ほとんどの保護者の方が「やさしい子」になって欲しいと願っていたんです。

 おそらく僕のブログに来てくれている人は、多くがお子さんをお持ちの方で、何割かは保育士などの保育従事者やそれを目指す人なのかなと思います。

 なので、お子さんをお持ちの方からしたら同じような願いを持ちながら日々を過ごされていて、聞いてみると意外ではなかったかもしれませんね。

 僕としては、プロスポーツ選手になって欲しい!とか、お金持ちになって欲しい!そういう願いも聞けるのかなと思っていたので意外なことだったんですよ。

願いを話す時の表情は柔らかい

 「優しい子になってくれたらそれで……」と話す時の保護者の方は、面談で緊張していた方も、それまで冗談交じりで話してくれていた方も、誰もが柔らかな表情だったのも強く印象に残っています。

 親になるということは、「こういう表情が自然とできるようになる」ことなのか、そんな風に思ったりもしました。

 それくらいに皆さんの表情は柔和で温かい、文にするとすごくチープな感じになってしまいますが、愛に溢れた表情だったなと思います。

今年も子ども達が健やかに成長し優しいお兄ちゃんお姉ちゃんになりますように!

 僕が現場保育士として、個人面談をした際に保護者の方に必ず聞いていた2つの願いに関する質問について、思い出話を交えながら紹介しました。

 みなさんがお子さんが産まれる時に込めた願い、成長を見守りながら芽生えた願い、新年の始まりにまた思い返したり、家族で話したりしてみるのも良いのではないかなと思います。

 この数年は、社会情勢や感染症に振り回される日々が続いていましたが、少しずつニューノーマルな生活の試行錯誤が始まっていますね。

 まだ遠面は、感染症に留意した生活が続くかと思いますが、きっとすぐにこれまでとも違う、新しい生活を満喫できる日が来ます。

 今年も、子ども達が健やかに過ごすことができることを、そしてまた、1つ歳を重ねる子ども達が優しいお兄ちゃんお姉ちゃんになることを願っております。

 では、改めまして本年も宜しくお願いします。

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