はい、みなさんこんにちは!男性保育士RyU先生です。
今回は、「『子どもは褒めるとこしかない』は名言?迷言?」について、考えてみたいなと思います。
さっそく、いきましょう!
「子どもは褒めるとこしかない」は名言?迷言?
先日、友だち家族も誘って大人数で食事をしたのですが、その席で1歳になったばかりの赤ちゃんと遊ばせてもらいながらママの話を聞いていました。
上のお兄ちゃんは元気でやんちゃ、落ち着きが無いのが少し心配とのことだったり、世間話でもあり、ちょっとした育児相談みたいな内容の話題もありました。
その中で、僕が「子どもは褒めるとこしかないからねー」というと、「RyU先生、それは名言!!」と言って貰たのですが、前後の文脈不足とは言え、みなさんはこの発言をどう感じましたか?
たぶんですけど、大きく両極端なイメージを持たれる方がいるのだろうなと感じています。
さあ、この「子どもは褒めるとこしかない」は名言なのでしょうか?それとも迷言なのでしょうか??
「子どもは褒めるとこしかない」の意図
名言なのか、迷言なのかを考える前に、どうして僕がその発言をしたかと言うことを簡単にですが解説します。
まずは、子ども達は「何でもできるようになる可能性がある存在で、成長や発達の連続性の中で日々いろんなことがドンドンできていくので、褒めるところを毎日見つけることができる。それを見つけていくと褒める時間だけで時間が足りなくなちゃう」という意味で言いました。
また、そのママがよく叱ってしまうことを不安そうにしていたので、褒める部分は必ずあるから、そこを見つけてあげることが出来ると、叱る機会が少しずつ減って楽になるかもしれないね。という意味で伝えました。
もう少し意図はあるのですが、文面だとなかなか伝えきれないので、こんな感じでRyU先生は言ったんだな。と思ってください。
「子どもは褒めるとこしかない」は迷言
まずは、そんな言葉は迷言だ!という方の意見を想像してみます。
確かに子ども達は可能性の塊だし、日々の成長も感じる、でも常識であったり、マナーであったり、お約束であったりを守ることができない時などは叱らなければならない。
叱らなければならないタイミングなんて、幾らでもあるのに「褒める所しかない」というのはあまりにも声が大きすぎる!
といった感じでしょうか?
また、それは保育士の意見であって、子どもとより多くの時間を過ごし、責任を負っている親と同じ目線での意見とは思えない!
大きくは、この2つが、「子どもは褒めるとこしかない」イコール迷言だ!という式なのかなと思います。
「子どもは褒めるところしかない」は大げさ過ぎる?
では、「子どもは褒めるところしかない」は大げさでしょうか?
個人的には、半分そうで、半分は違う感じがします。それは、叱るタイミングは多くあるのに、褒めるところしかない。という表現的な部分と、保育士と家庭の環境の違いもあるからです。
保育室というのは、大人数の子ども達が安全に過ごせる環境であることが法令で義務付けられていて、そこに法令で定められた保育士(保育の専門家)が複数人で保育に当たります。ヒューマンエラーや不注意などありますが、理論的には安全でないはずがない環境ですね。
でも、家庭は違います。設計は家族が住みやすいようになってはいますが、子どもの安全を第一に考えているわけではありません。複数人で当たる保育と違って、大人の目が離れる瞬間も多いことでしょう。
なので、保育士は安全に配慮された限られた空間の中で、子ども達をじっくりと見ることが出来るのに対して、家庭は子ども達の安全を守る為に観ている必要があって、その分だけ危険なことであったり、大人の目が届かないことによる叱らなければならない場面と言うのがどうしても発生しやすいです。
その環境を考えると、「子どもは褒めるところしかない」と言い切ってしまうのは、それは違うといわれても仕方のないことかなと思うわけです。
「子どもは褒めるとこしかない」は名言?
次に、「子どもは褒めるとこしかない」は名言かどうかについてですが、ここでは友だちの奥さんが、僕にお世辞で言ったわけではないと仮定します。笑
憶測になってしまうのですが、この言葉を聞いた時のママは最近叱りすぎて反省をしていたタイミングだったんじゃないかな?と思っています。
本当は叱ってばかりの関りはしたくないのに、安全面やしつけの中でどうしても叱らなければならない場面が増えてしまって、苦しんでいたのかなと思います。
なので、僕の言葉に感銘を受けたというよりも、自分の中で「もっと褒めてあげたい」という気持ちが強くなっていたタイミングで、たまたま僕がその気持ちを代弁する様なことを言ったので「RyU先生、それは名言!」という感想になったのかなと感じました。
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人の言葉なんてタイミングと環境次第
ということで、今回は「『子どもは褒めるとこしかない』は名言?迷言?」をテーマに考えてみました。
コラムを書いたり、以前には保育の記事を委託されて書いていた身としてあまり大きい声で言えないんですけど、人の言葉なんてタイミングと環境次第なのかなと思います。
なので、真に受けすぎて感動したり落ち込んだりする必要はなくて、自分がたまたまそのタイミングで感じた想いは受け入れながら、「でもタイミング違えば、違ったこと思うんだろうなぁ」くらいの感じで受け止めると良いのではないでしょうか?
ということで、みなさんがこの記事を読んだタイミングでは、名言に感じたでしょうか?それとも迷言に感じましたか?
どちらに感じたかに正解なんてないと思うので、もしよければまた異なるタイミングでこの記事を読んでみて、そのタイミングでは感じ方が違うのかどうかを確認してみて欲しいなと思います。
では、また次のコラムで!またね!
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